男子: FULL MARATHON サブ3.5~サブ5
女子: FULL MARATHON サブ4~サブ5
初心者から中級者になったら、練習内容に応じてシューズを履き分けましょう!
目標タイムを達成するためには、練習にも緩急をつける必要が出てきます。
その際に、シューズも練習内容にあった種類を選ぶと、パフォーマンスアップや疲労軽減に一役買ってくれます!
簡単な一例をご説明しますと、ゆっくりとしたジョギングはクッション性重視のシューズを、速く走るスピード練習やペース走には軽量性重視のシューズ等を選んでください。
ランニングシューズには、本当にたくさんの種類がありますので、色々なシューズの特徴を抑えて練習内容とマッチングするのも面白さの一つです!
フルマラソンは42.195kmという長丁場です。軽いシューズを履いてしまうとクッション性の良いシューズへ戻れなくなる位の感動を覚えますが、無理は禁物です!
42kmは常に全力で走れるほど甘いものではありません。
42kmの内、トップスピードを出すタイミングはほとんどありません。あるとしても、スタートもしくはラストスパートの一瞬です。
その一瞬の為に軽いシューズを選ぶのではなく、目標タイムにおける1㎞の平均速度が出せるシューズで安全に走り切ることが第一歩と言えるでしょう
フルマラソンの前半の貯金は、後半の落ち込みで思ている以上に一気に崩されます。まずはこの考えを土台としてレース用のシューズを選ぶことをお勧めします!
先ほどの項目とは相反する事ですが、時には背伸びすることも大切です。
特に、ある程度走れるようになってくると起こるのがスランプです。
スランプに陥ったときは、何かを変えてみることが脱出のきっかけになるかもしれません。
少しレベルアップしたシューズを履いて走ることで、今まで掴めなかったコツが掴めるかもしませんし、体に敢えて負担をかけることで成長に繋がるかもしれません。
色々試した中での挑戦は無謀ではありませんので、一歩踏み出して挑戦するのも良い結果に繋がるかもしれませんね。
中級者になると、シューズだけに頼るのでは難しい課題も出てきます。
一番多く聞く悩みが「重いシューズは嫌だけど、クッション性は欲しい」という悩み…
「正直、無理!」と言いたいところですが、実はお勧めの方法があります!
それは、「インソールを変える」という方法です。
インソールにはクッション性をアップさせる以外に、体でクッションの役割を果たすアーチ(土踏まず)のサポート機能もついています。
もちろん、附属のインソールよりは少し重いですが、その差は数グラムですし、アーチサポートの効果でフィット感が上がる分、体感的には軽く感じます。
インソールにもいくつか種類がございますが、StePSPORTSのお勧めはFUNCTIONAL FIT INSOLEです。
このインソールの特徴は、下記の画像の通り、土踏まずを持ち上げるのではなく、土踏まずが落ち込む原因となる2つの関節(ショパール関節とリスフラン関節)を持ち上げることです。
他のランニングインソールと比較すると突き上げる部分が少し踵寄りに感じますが、これが正解です!
関節を常に正しい位置に持ち上げることで、土踏まずの位置も正そうという発想で生まれたインソールです。
踵のクッションも入っている上、片足重量34g(レーシングモデルMサイズ)ととても軽量です。
なお、インソールは追加ではなく取り換えですので、今使用しているシューズのインソールが取り外せるタイプかをお調べの上でご検討ください。
また、取り換えのさいはサイズの調整が必要になる場合がありますが、決して難しいものではありませんので、ご安心ください。詳しい取り換え方は
コチラをご参考にしてください。
中級者のランナーの目標達成にとって「練習のレパートリーを増やすこと」も大切な要素です!
ただ走り続けるだけで走力が上がっていた初心者の頃とは違い、中級者にとってはペースというものが常に付きまとってきます。
マラソンの練習を決める要素として上げられるものとしては
・距離
・ペース
・走る場所(アスファルト、トラック、不整地、上り坂、下り坂など)
・走る環境(暑い日、寒い日、晴れの日、雨の日など)
などが挙げられますが、まずは「距離」と「ペース」を変えてみるのがお勧めです。
有名な練習では「インターバル走」や「ペース走」「ビルドアップ走」等があります。
あまり深くは触れると長くなってしまうので、割愛しますが、内容と目的は下の表のようになります。
練習 | 内容 | 目的 |
---|---|---|
インターバル走 |
速いペースを繰り返し、 間はゆっくりのジョグで繋ぐ。 |
スピードおよびスピード維持の強化 |
ペース走 | 一定のペースで長距離を走る。※ |
持久力およびペース感覚の強化 長距離への抵抗をなくす |
ビルドアップ走 |
長距離を走る。 後半はペースアップをする。※ |
ペース感覚を掴む。 レース前のコンディショニング |
※あらかじめペースは設定しておくこと
しっかりと各練習の目的を把握し、自分自身に足りない部分を強化していくことが大切です。
その際には、"シューズの履き分け"も忘れずに!
また、一人では走れないペースでも仲間と走ることで楽に出来たりもします。こういうところにもマラソンの面白さはありますよね!
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