男子: 5000mW 10000mW 20KW 50KW
女子: 3000mW 5000mW 10000mW 20KW
競歩のシューズを選ぶ中で、意外と重視されるのは屈曲性です。
屈曲性とは画像の様に前足部の曲がり具合の事を示します。
競歩種目は、滑らかに足裏全体を使って歩くため、屈曲性が硬すぎると浮いてしまいファールしやすくなってしまいます
この屈曲性が硬すぎるシューズは歩きにくくなってしまうので注意です。
基本的ランニングシューズは長距離を走ることをコンセプトに作られており、屈曲性が硬いほうが反発が強くシューズからパワーをもらえるという利点がありますが、競歩にとっては、これがデメリットになる可能性があるという事です!
ただし、屈曲が柔らかすぎたり、中足部にシャンクと呼ばれるねじれ防止がなかったりすると、逆にシューズの助けが弱くなりますので、バランスを見ながらシューズを選んでみてください。
競歩の場合、距離も長いですが、それに伴い歩数も他の種目と比較して多くなります。
歩数が多くなるという事は、着地と離地をより多く繰り返すという事です。
着地と離地を行うときには、より安定したシューズの方がダメージが少なく、疲労を貯めずに歩き続けることが可能になります。
そのため、クッション材の反発が強い(ぐらつきが強い)シューズは、あまり好かれない傾向にあります。
また、ソールも薄めのシューズの方が比較的安定感が高いため、うす底を着用する選手が多いです。
うす底の着用率が高いとはいえ、長い距離を長時間歩く競歩ですので、距離やレース環境によってはクッション性を求める選手も多く存在します。
また、ウォーキングシューズ等の考え方と同様に厚底(重量の重い)シューズを履くことで、振り子の原理を利用し、楽に足を前に進めるという利点も生まれます。
中には、底が厚い方が高さがある分、踵を地面につけやすいという風に考えて選ぶ選手もいます。
この辺りは、選手個々の好みや体の特徴などによる部分が大きいため、正解はなさそうです。色々なタイプを試しながら、自分自身の事を知っていく事が大切です。
大会などは気候にもよりますが、【暑さ対策】【熱中症対策】を忘れないようにしましょう!
トラック種目の中で一番長い時間、タータン上で行う競技です。
夏のタータンはとても熱が籠りやすく、日差しの反射も強烈です。
最近はブルータータンが増えており、競技場自体に対策がされているところもありますが、「備えあれば憂いなし!」
自分でできる対策もしっかりやっておきましょう!
まず、競歩の選手の多くが使用しているのは"キャップ"です。
頭からの熱を防ぎ、集中力もUPします!首が熱せられると体温が上がってしまうので、後ろに日除けがついているタイプのキャップもお勧めです!
また、競歩の選手に限らず、多くの選手が着用するのが"サングラス"です。
目から紫外線が入ると疲労物質がたまります。それを防いだり、視覚を暗くすることで、体感温度を下げるなどの効果を持っているといわれています。
スポーツ用のサングラスだとアスリート着用率No1のオークリーがお勧めです。
フィット感とレンズ越しの見やすさはオークリーがダントツと言われています!
また、StePSPORTSでは新しく"AirFly"も取り扱っております。こちらはノーズパットではなく、こめかみ部分をサイドパットで挟んで止めるストレスフリーが特徴です!
速い人が使っているイメージのサングラスですが、速くなるために使うアイテムなんですね!
競歩にも色々な練習があると思います。
シューズも練習の内容や目的に応じて、履き分けて頂くことをお勧めします。
あまり厚くて重過ぎるシューズは除いて、ある程度クッション性がある方が距離によってはケガや疲労を防ぐという意味では使いやすいです。
また、競歩においてはシューズの色に関する面白い話があります。
競歩は両足が地面から離れてしまうことはファウルになります。それを少しでも防ぐためには「地面と同じ系統の色が良い」という方もいるようです。
例えばタータンであれば赤や青、ロードであれば白といった色を履くことでファウルの判断をつきにくくするという事だそうです。
この情報が真実かどうかは分かりませんが、地面に近い色のシューズか近くない色のシューズかで迷った時は決め手にしてみるのも良いかもしれませんね!
また、種目は変わりますが、駅伝強豪校でも「白や蛍光のシューズを指定されている」なんていうことも以前は良くありました。これは視覚効果で「足が軽く見える」「足の回転が速く見える」といった事から来ているそうです。
現在はカラフルなシューズがたくさん出ていますが、こういった競技成績に対する損得でシューズを選んでみることも時には必要かもしれませんね。
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