男子: 100m 200m 110mH
女子: 100m 200m 100mH
反発が強いからといって速く走れるとは限りません。
また、弱いからといって遅くなるとも限りません。
スパイクからの反発(エネルギーリターン)をどう活かし、使用するかがポイント!
自分の適正な反発力を見つけよう!
スパイクの構造はあくまで走りをサポートするものです。
自分に合った走り方とスパイクをうまくマッチさせましょう!
〖フラット接地ではない〗、〖つま先接地ではない〗からといってそれら向きのスパイクが合っていないかというとそんな事ありません。
自分はどんな走り方をしたいのか?スパイクにどんなアシストをしてほしのか?という目線で選ぶとより良いスパイクに出会えるかもしれませんね!
軽量化されている商品、反発が強い商品になるとピンの長さは短い商品や、固定されている商品が多くなります。
下記の画像の通り、附属のピンの長さや取り換えができないピンのスパイクなど様々なスパイクがあります。
短いピン、ニードルピンは、抜き差しする時間が短くなる分、足運びがよりスムーズになりますが、引っ掛かりも少なくなるため、地面を【点】ではなく、しっかり【面】で捉える必要が大事になります。
一般的には7mm~8mmが理想とされています。
スパイクをしっかり曲げて、それを推進力として使うエネルギーリターンのことです。
プレートが硬ければ硬いほどエネルギーリターンを強くなりますが、しっかりと屈曲させることが出来なければ意味がありません。
その為、反発が強い商品には当然リスクがあります。
反発力が強いと身体が浮いてしまい前に進みません。筋力が伴っていれば問題ありませんが、筋力負けしているようであれば、反発重視の思考を少し変えるだけで自分の理想のスパイクに出会える可能性が高まります。
反発が強い=速く走れるわけではないという事を注意して選んでください。
ピッチ型。ストライド型。
その他にもたくさん走り方としてはあると思いますが、100M、200Mという所は、スパイクを利用し【地面をしっかり押せるか、押せないか】ではないかと思っております。
今は、タータンも昔と比較して硬い物を利用している競技場が多くなってきました。
となると、ピンでも説明した通り、今は、極力ピンの抜き差しを最小限にし、引っ掛かりだけで走れるようにし、つま先接地からフラット気味の接地感覚にして走るといのが主流になりつつあります。
しかし、それを実現するには【地面をしっかり押す】という動作ができるか、できないかで変わります。
また、筋力的な部分にも目を向ける必要があります。
・パワーに自信がある選手⇒物にサポートされないで自分の力で走る
・パワーに自信が無い選手⇒物にサポートしてもらいながら走る
この2パターンで選ぶことによって自分とマッチするスパイクに出会えるかもしれません。
パワーがある人、無い人。両選手ともにしっかり地面を【点】でなく【面】で捉え、【地面をしっかり押す】ということを体現して走ろう!
男子: 400m 400mH
女子: 400m 400mH
100M,200M程重要視する必要はありません。
スパイクからの反発(エネルギーリターン)が強いと後半失速をし、しんどくなります。
反発力は程々な商品が適正。
400M,400MHの選手は前半から積極的なレース展開をされる選手が大半だと思います。
そこで、スパイクに求められる反発力は、強すぎない商品が理想とされています。
反発が強いと、トップスピードが早くきてしまい、失速してしまいます。
400M,400MHはリズムも非常に大事な競技です。反発だけで選ぶのは×
自分の筋力と走力を見極めて選ぶ事が大事です。
しかし、近年400M,400MHの競技レベルが高くなっております。
反発力のあるスパイクにチャレンジしてみたい選手は、自分自身の力を把握したうえで
履いてみてください。
400M,400MHはスパイクにクッションを少し求めた方が良いです。
クッションがあることによって、より軽やかな走りをサポートしてくれます。
足に負担をかけないように踵、つま先部分のクッションはすごく大事です。
踵がフラット構造になっている商品が理想とされています。踵がフラット構造になっていることによって走りに安定感も得ることができます。
正直、反発のみで走り切ることは難しいので、このわずかなクッションが後半の走りをサポートしてくれます。このクッションがあるか、ないかで走りが変わってくると思います。
また反発力でも説明した通り、筋力に自信がある選手はクッション性もそれほど大事ではありません。
軽量化されている商品、反発が強い商品になるとピンの長さは短い商品や、固定されている商品が多くなります。
短いピン、ニードルピンは、抜き差しする時間が短くなる分、足運びがよりスムーズになりますが、引っ掛かりも少なくなるため、地面を【点】ではなく、しっかり【面】で捉える必要が大事になります。
一般的には7mm~8mmが理想とされています。
400M,400MH共に前半からレースをつくる必要があります。その為には、100Mのスピードを強化することをオススメします。
トップ層の選手は、男女共に100Mのスピードを持っています。
このスピードが自分自身に足りていないと思うことがあれば、短長ばかりのトレーニングではなく、短短と同じようなトレーニングをした方が記録向上に繋がると思います。
100Mの加速走なんかは非常に良いトレーニング内容です。大体ゴール後のタイムに対し、+1秒したタイムがフラットで走った時と同等のタイムだと言われています。加速走のおおよその目安が
中学男子⇒10秒50~11秒00
高校男子⇒9秒50~10秒00
高校女子⇒11秒50~12秒00
少し速い設定タイムかもしれませんが、レベルが上がっているからこそ少し高い設定で日々のトレーニングを頑張ってもらいたいです。
また、自分の調子の良し悪しの判断材料にもなるトレーニング内容です。ポイント練習前などに行うのもオススメですよ!
日々のトレーニングを行ううえで特に、この種目に欠かせないトレーニングが【セット走】だと思います。
400Mであれば、200M+100M,200M+200M,300M+100M
400MHであれば、200H+100M,200H+200H,300H+100Mなど
レースのイメージをするうえで大事なトレーニング内容です。+の間は大体30秒~1分くらいのrestが理想とされています。
また、個人的にはシャトル走も大事だと思っております。
直線で70M×5やトラック1週を使ったシャトル走も効果的だと思います。ゴールしたら多少勢いも残っていますから、その分を戻るまでをrestとし直ぐにスタートしましょう。レースのイメージも付きやすいとレーニング方法です。
いろんなトレーニング方法がありますが、ただ走っていても速くなりませんので、こういうイメージトレーニングもぜひ実施してみてください。
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