• 色彩心理学を活用したソックスカラー選び2

  • 前回のコラムに続き、カラー選びのお手伝い。
    今回は、FUNCTIONAL FIT RACING SOCKSバージョンです。
    最後にランニングモデルとレーシングモデルの違いにも触れておりますので、機能も気になるという方はぜひ最後までお付き合いください。

  • 色の効果

    今回はレーシングモデルのカラー選びをお手伝いします。
    カラー展開は3色とやや控えめですが、どれも鮮やかなカラーでよりスピーディーでテンションが上がるカラーリングです。

    ・パワーや気持ちを上げる"レッド"
    ランニングモデルでも登場レッドです。
    おさらいになりますが、力強く、人を元気づける色とされており、心拍数や注意力を高め、エネルギーを与えてくれます。みなぎるパワーが欲しいアスリートにレッドはお勧めです。

    ・挑戦を後押しする"ライム"
    ライムは爽やかさや爽快感を与える色です。
    また、これから伸びていく新芽をイメージさせることから"新しいことへチャレンジ"をする人にこのまれる色といわれています。
    「何かに立ち向かう!」「明確な目標がある」というアスリートは足もとからのびやかにライムを着用しましょう!

    ・自分らしさを表現するなら"シアン
    シアンは、縛られない開放感を想起するカラーといわれています。自分らしくのびのびと進んでいきたいアスリートはシアンを身に着けて、自分らしさを表現しましょう。

    上記は、効果を保証するものではありません。あくまで、どの色にどういった心理的な影響があるかを説明したものにすぎません。もし色選びに迷ったりしたときは、参考にしてみてください。

  • レーシングモデルとランニングモデル

    前回ご紹介したランニングモデルとレーシングモデルは基本的なコンセプトは同じになります。
    主な機能は下記となります。
    ①5本指
    見た目の通り、5本指形状となっており、足全体を裸足のように保ってくれます。
    5本指には賛否あると思いますが、裸足に近い状況になることで、足指の動きを妨げる要因を削っています。

    ②ナノフロント
    つま先部・踵部はナノフロントという細かい凹凸のある糸を使用したグリップ素材となっています。
    ゴムラバーのような露骨な滑り止めではなく面で止めるような滑り止めで、履き心地は自然です。また伸縮性も高いため5本指形状でも履きやすい構造です。

    ③アーチ・足首サポート
    足裏中央部から踵部にかけて、適度なテンションを加えることで、土踏まずと足首をサポートします。疲労で崩れるアーチのサポート、足首や踵周りの安定を目的につけられた機能です。

    では、何が異なるのか?それはターゲットです。
    レーシングモデルはサポート力を強くし、丈を短くすることで、軽量化かつアーチと足首のサポート力を向上させています。
    画像からもわかるように、履く前の中足部の太さはレーシングモデルの方が圧倒的に細く、履けば締め付けられるというのがわかると思います。
    なお、サポート力が強いことは、より一歩に負荷がかかるような出力、つまりスピードを出す時にお勧めです。競技で言うと、陸上競技(ロードを除く)や切り返しの多い球技にお勧めです。
    逆に、長時間の使用をするスポーツやあまり締め付けが強いソックスを好まないという方、サポートのソックスを試したことがないという方はラニングモデルがお勧めです。

  • 最後に

    最後までお読みいただきありがとうございます。
    今回は少し違った視点でコラムを書いてみました。
    少し遊び心を入れた内容にしておりますので、楽しく読んでいただけたら嬉しいです。
    無意識のうちに起こっている気持ちや行動の変化が色から来ているとしたら生かさない手はないですね!
    シーンや目的に応じて色を変えてみることも皆さんのこだわりにしてみてください。

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