step sports

駅伝競技

熾烈なロードレースに魅せられたアナタに

全国のステップスポーツ各店舗のスペシャリストが
種目ごとに様々な情報をご提供

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PROFILE

名前 酒井健翔

所属店舗 ステップ陸上名古屋店

店舗連絡先 052-856-1192

出身地 愛知県

出身校 豊川高校-奈良産業大学

種目 5000m

自己ベスト 14分57秒 

はじめまして!こんにちは!
中学から大学まで10年間、陸上競技の長距離をメインに活動しておりました。
これまで経験してきたことを活かし、長距離種目の中でも駅伝に焦点を当てて情報や豆知識など皆様にお伝えしていきます。

「走る距離、コースにあったシューズ選び」

一言で駅伝といっても走る大会、区間によっては距離やコース設定が変わってきます。
距離が変わればそれに対する設定スピードも変わってきますし、同じ走力の選手でも距離が短いレースの方が1kmあたりの設定スピードは速くなってくると思います。コースも上り基調のコースや下り基調のコースなどレースによって様々です。
よって、走る距離やコースなどを想定したシューズ選びが重要になります。例えば短距離選手でも100mと400mでスパイクの種類が変わるように駅伝でもシューズの使い分けがタイムアップを狙う上で大切なポイントになってきます。
選手の走り方や筋力、癖などでも物が変わってくるとは思いますが基本的には3kmや5kmなどの比較的距離が短いレースではスピードが速くなり、地面に接地する時間が短くなるためクッション性は必要としなくなるのでソールの薄く、より軽量なシューズの方が走りやすくなります。
また10kmや20kmなど距離の長いレースでも軽量なシューズがおすすめですが距離が長い分、ただ軽量なシューズよりはクッション性を兼ね備えたシューズを選んでいただくといいと思います。
その際、クッションを気にするあまり重さが重くなってしまうシューズは避けましょう。単純にスピードが出にくくなります。

POINT 1

POINT2

「継続して走れるシューズ選び」

陸上、長距離選手に限ったことではないかもしれませんがスポーツ選手にとって最大の敵はケガ(故障)だと私は思います。
特に長距離選手はレースでしっかり走るためには継続してトレーニングすることが重要になってきます。
そのためのシューズ選びで大切なのが足に合ったシューズを選ぶこと、フィッティングが大事になってきます。
シューズは足の実寸サイズに対して12mmから15mmの余裕が適正といわれています。(人によって誤差はあります。)
よく実寸通りくらいのサイズのほうがフィットして足に力が入ると考えている方も多いと思いますが、それだと足の負担が大きく走っているなかで疲れて後半失速することが多くなったり故障の原因になったりします。
私も実際、ステップに入ってから自分の足の実寸サイズを知りましたが、学生時代履いていたシューズのサイズと照らし合わせると実寸通りのサイズでシューズを履いていました。
自分では小さいと思ったことはありませんでしたが実際にケガも多かったのでこれだけが原因ではないと思いますが一つの要因として間違ったシューズを選んでいたのかなと思います。
シューズは本来、体の負担を軽減し、楽に走れるようにサポートしてくれるものですのでそこを意識してシューズ選びをしましょう。

「駅伝と厚底シューズ」

  

ここ最近の駅伝では厚底シューズなしでは語れないほど、切っても切れない関係性になってきました。
今まではレース用のシューズといえば軽量かつソールの薄いマラソンシューズが主流でしたが今では多くのランナーの方がソールの厚いタイプのマラソンシューズを履かれているのではないでしょうか。
シューズの特徴としては軽量かつクッション性が高いこと、ほとんどのシューズにプレートが内蔵されていることよって推進力とクッション性が得られることにあります。
ただ厚底シューズと一言でいってもメーカーやシューズによって特徴やコンセプトも違ってきますのでそれぞれに違いがあることを理解して目的と自分にあったシューズを選んでいただくことが大事になってきます。
人によっては走りやすい、走りにくいそれぞれあると思います。
POINT1にもありますがあくまでも距離やコース、スピードなど状況や自身の状態に応じたシューズ選びが重要であり厚底だけがすべてで正解ということはありません。

POINT 3

TOPIC1

長距離選手の悩み、、、

長距離選手の悩みの中でケガ(故障)の次に挙げられるのが貧血ではないでしょうか。
貧血とは血液中の赤血球に含まれるへモグロビンが減少していることを指します。
ヘモグロビンを合成するためには鉄分が必要で、その鉄分が不足していることにより貧血を引き起こします。
貧血にもいくつか種類が分けられますが長距離選手に多いのがこの鉄欠乏性貧血貧血だといわれています。
ヘモグロビンは酸素を体中に運搬する役目を担っているので貧血になると体に十分な酸素が行き渡らなくなり有酸素運動の能力が低下し、パフォーマンスが下がります。
思うようにタイムが伸びない原因として貧血になっている選手は少なくないと思います。

症状として多いのが
・走り始めから息があがる
・疲れやすい、疲れがとれにくい
・体に力が入らない(酸素が行き渡らないため)

原因として挙げられるのが
・激しい運動による体内の鉄需要の増加
・着地時の足裏への衝撃で赤血球がこわれやすくなるため
・発汗が多いため汗と一緒に体内の鉄分が排出されてしまう

このようなランナーのため、ステップスポーツがオススメするのがアスラボヘム鉄です。
鉄を効率よく摂取できるため症状がある方はもちろん、症状がない方にもコンディションの維持、貧血の予防という点でオススメです。是非つかってみてください。

TOPIC2

『シューズ』だけでなく『ソックス』にもこだわる

ランナーにとってシューズ選びが大事なことは言うまでもないと思いますがそれと同じくらいソックス選びも重要になります。
自分に合ったシューズを選べば走りやすいように自分に合ったソックスを選べば走りやすくなりますしタイムアップにも繋がるはずです。
そもそもソックスを履くメリットは主に靴擦れ予防や汗の吸収といった衛生的なものが特徴的です。
一部、短距離や中距離の選手でスパイクを履く際に足元をより軽くしたいとか接地の感覚がダイレクトに得られるなどの理由で裸足を選択している選手もいると思いますが駅伝など長距離選手の場合は長時間走りますのでソックスを履いた方がソックス自体が多少のクッションの役割をしてくれて直接履くよりは足裏を痛めにくいというメリットもあります。
ソックスといってもたくさん種類があります。
その中でも駅伝を走る長距離選手にオススメのソックスは機能性ソックスといわれるものがオススメです。
機能性ソックスとは主に土踏まずの部分をサポートしてくれるアーチサポート機能や吸水速乾機能、滑り止め付き機能など足を守るための機能や速く走ることをサポートしてくれるソックスのことをいいます。

・滑り止めはあった方がいい?
滑り止めがあることでシューズ内での動きが抑制できますので基本的には滑り止め機能がついていた方がいいです。
最近では滑り止めを好まない方も増えてきていますのでそういった方は滑り止めがついていないソックスを選んでいただくといいと思います。

・薄手?厚手?
薄手のものの方が軽量でフィット感の邪魔もしないのでスピードを出しやすいため、オススメです。
厚手のものにはクッション性が得られるメリットもありますのでクッションを求める際は厚手のものを選びましょう。

・5本指ソックスがいい?
履く人の好みだったりで分かれるところではあると思いますが5本指ソックスのメリットはたくさんあります。
指が分かれていることで活発に指が動き、地面に力がより伝わりやすくなります。
あとは、足先の蒸れ軽減、それに伴いマメなどのトラブルを予防できます。
機能もたくさんありますし、これが正解というものもないのでできればいろんな種類使っていただいてその中でしっくりくるものを選んでいただきたいです。

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