step sports

上級者ランナー【玄人向け】

忖度なしのシューズマニアが語る一癖二癖あるおはなし

全国のステップスポーツ各店舗のスペシャリストが
種目ごとに様々な情報をご提供

scroll down

PROFILE

名前 石澤 繁

所属店舗 ステップ陸上本店(大阪長居)

店舗連絡先 06-6608-0300

出身地 山形県

出身校 東海大山形→金沢星稜大学

種目 マラソン

自己ベスト 2時間32分35秒

自称シューズマニア
好き嫌いがはっきりしており、良いモノは良い、ダメなものはダメとはっきり言ってしまうタイプです。「履く選手の為になるシューズ選び」をモットーにしております。石澤のうんちくが聞きたい人は是非お尋ねくださいませ。

「40000歩を共にするパートナー、信用信頼をシューズと築き上げることが大切」

単純計算、ストライド幅を1cm伸ばすことができれば400m先の自分がいるのがフルマラソンです。
私が良くやっていたのは、その日のシューズと足の相性チェックです。
自分で持っているシューズに裸足で足れをし、足とシューズ で会話をする。
その時の足の大きさ、筋肉の疲労感、気象条件等々、今、一番しっくりくるシューズを選ぶという事を心がけていました。
ですから、1カ月や1週間も先に「このシューズで絶対に走る」と決める事は絶対にしません。
新しいシューズが必ずしもいいとは限りません。
ちょっと劣化したシューズの方が良いと感じることも時にはあります。
新しいシューズを購入する、試してみるというのは選択肢の幅を広げるだけです。
1つよりは3つの選択肢があったほうが良い。
3つよりは10選択肢があったほうが良いと思います。
そして足を入れた時の「第一感を大切にする」
履きやすいシューズは走らなくても、足を入れた瞬間にわかるものです。

POINT 1

POINT2

「シューズはフィットさせすぎると、フィットしなくなる」

よくレース前に紐を必要以上にギューっと締め付けてる光景を目にしますが、走るという動作は接地から蹴り出しまでの間に足のカタチが変わります。
よって静止姿勢でシューズをフィットさせすぎると、接地時のブレはなくなりますが、キックするときには最低のフィット感になっています。
ポイントとなるのはどこを締め付けて、どこを緩めてあげるか(力を逃がしてあげるか)がポイント。
紐の通し方のパターンはだいたい130パターンぐらいあります。
紐通しだけでも全く足入れを変えることができます。
これがコントロールできるようになれば、プロネーションを防いだり、癖を矯正することも可能になります。

「裸足で足入れをしてみる」

当たり前のようにソックスを履いて試着することがほとんどだと思いますが、ソックスが良すぎて、シューズの良し悪しがわからなくなるという事があります。
そんなときは、裸足でシューズに足入れをしてみてください。
ミシンの縫い目が気になったり、アッパー材質が気になったり、 突き上げが気になったり・・・。
マメができる原因、靴擦れができる原因が見えてきます。
またシューズには個体差が必ずあります。
できることならすべてのシューズに足入れをして、その個体差を感じて自分にしっくりくるシューズを選びましょう。

POINT 3

TOPIC1

~数々の好記録の理由は厚底か?それともモルテンか?~

ハーフマラソンまではほとんど無関係も、フルマラソンで必須になるのが、エネルギー補給になります。
人間の体はよく車に例えられることが多いですが、どんなにいいエンジンを積んでいても、ガソリンが0になった瞬間に走れなく なります。
よく30キロの壁とか言われますが、これは練習不足よりもガス欠になってしまっていることが主な原因ではないかと考えます。
これまでは糖質サプリメントが即効性があると使用されることが多かったですが、 血糖値があがってしまったり、気持ち悪くなったり・・・などの症状が出る方が多くおられました。
また本当に効いているのかな?と感じる方も多かったのではないでしょうか?なぜかと言えば糖質は胃できいているのではなく、 腸まで届けて効果があるというのが答えになります。
モルテンという商品は、糖質を腸まで届けるスピードが速いアイテムになります。
結果、ガス欠をビビらずに思い切ったレースができる、痙攣が少なくなったなどの声も多数寄せられています。
レースでスペシャルドリンクを置けない方は、レース前のカーボローディングとしての使い方もおすすめいたします。

TOPIC2

~適度なサポート時代へ突入~

数年前までのウエアスタイルは、とにかくストレスが少なく軽量であることが主流でした。
女子選手で言えばセパレートウエア、男子選手でもランシャツランパンスタイルは、とにかく動きやすいというのが目的になります。
その一方で、ビギナーランナーに向けたサポートタイツ、ウエアは重たく可動域も悪い。
でもこちらのサポートウエアの方が確かに疲労感がぜんぜん変わってきます。
「ノンサポート」「ハードサポート」どちらもメリットデメリットがありますが、 アスリートであってもノンサポートではなく「適度なサポート」があってもいいのではないかと注目されています。
マラソン選手に人気なのはコンプレッションタイツです。
筋肉の揺れ防止、疲労軽減、姿勢が崩れにくい、痙攣が少なくなったなどの声も寄せられています。
その中でも2XUハーフタイツは大人気ですよ!



もっとコアな(かなり偏った..)情報が知りたい方はぜひブログもチェックしてください!かなり不定期に更新中!(すみません、がんばります..)

top